実践的な英語学習

英語学習をどのような方略で行うのがよいか

英語の能力とは?

英語の能力というのは1つではありません。語彙・リスニングといった能力の組み合わせによって運用能力が決まります。 相互に関連しているので、明確に切り分けることは難しいですが、このサイトでは、語彙・文法・リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングであると仮定します。

それぞれの能力は相互に関連しているので、バランス良く伸ばしていくのが重要です。極端に1つの能力だけを伸ばそうとする、あるいは1つの能力をないがしろにすることは効率が悪くなります。 たとえば、リスニングの練習をせず、正しい発音ができるようになるでしょうか? おそらくそんなことはないですよね。

目標・目的をどこに設定するか

学習とは何かを獲得することですが、何を獲得すべきかはやはり目標・目的によって異なります。 そこで、このサイトでは目標・目的を「英語で仕事の打ち合わせができる」「英語の論文や書籍などの文献を苦なく読むことが出来る」ようになることとします。また、第2の指針として「時間的に効率的であること」「金銭的にに効率的であること」(つまり、留学や英会話学校には頼らない)こととします。
もちろん、アメリカで生活をしたいとか、外国人の友人がほしいとかそういうのも立派な目的です。 友人と楽しい会話をするなら、冗談やことわざ、スラングなどの理解も重要になり、たとえば映画の視聴や小説を読むことをすべきかもしれません。 あるいは、英語が出来るカッコイイ自分を見せつけたいのであれば、「それっぽい」発音が大事になるかもしれません。 このように、目的によって内容や優先順位は変わってきてしまうのです。また、何をよしとするかも変わってくるのです。 本サイトにおいては「英語で仕事の打ち合わせができる」といった「実用的・実践的な英語」を目指します。 よって、「それっぽい発音」ではなく「(非母語話者にも)聞き取りやすい発音」であったり、「難解な単語や文法をこねくり回した作文」ではなく「英語として自然でわかりやすくかつ平易な文章」を目指すことになります。

英語を頭の中で日本語に翻訳して考えているうちは、まともなスピードで読んだり、会話をしたりすることはできません。 そこで「英語を英語で考える」必要が出てきます。

日本語を英語に(逐語的に)翻訳しても、その言い回しは英語においては(たとえ文法的に正しくても)不自然なことはありえます。 何が自然で、何が不自然(あるいは珍しいか)を知るには、英語の文献に触れるほかにありません。日本語に話し方や言葉の流行廃りがあるように、英語にもあります。つまり、現代の英語(ニュースやTED、映画etc.)に浸かるべきです。 慣れることで、ひとりでに自然かどうかが分かるようになります。

さらに、不自然な英語ということが分かっても、自然な英語とはなりません。そこで、自然な英語を利用しましょう。知っているフレーズを利用します。知っているフレーズを応用し、文章を組み立てます。たとえば、一部の単語を入れ替えて新しい文章を作ります。元の文章はネイティブの英語なので、新しい作文も自然である可能性は高いでしょう。これを英借文と呼びます。和文英訳は可能な限り避けるべきです。

進め方と方針

せっかく6年間中高で英語の授業があるので、それを否定はしません。「足りない」ところがいくつもあるだけで、授業自体は有効です。 本サイトの目的であるところの「英語で仕事の打ち合わせができる」には足りないというだけです。 よって、授業などと合わせて自習を組み合わせていくこととします。

文法的なところは学校の勉強で十分だと思うので、主にリスニングや英借文、スピーキングを追加で学びます。 また、読解に関しても英語のままで理解できるようになることを目指します。 (*前置詞だけ授業の内容では不足だと思います。そのうちこれについても述べます)

本サイトの狙い

グローバル化・ボーダーレス化の世界と言われているにもかかわらず、憎しみの連鎖、差別、偏見、戦争といったものは止みそうにもありません。 もちろん、経済的な理由などがあるのも事実ですが、個人のレベルでの「不理解」「不寛容」がその原因の一つであることは間違いないと思います。

異なる文化・人々を理解するには、その文化や人々が使う言語を用い、直接情報を手に入れる必要があると考えます。 幸いにして、インターネットが情報を手に入れることは可能にしてくれました。 あとは該当の言語を習得するのみです。 (日本語で手に入る情報は、その通訳者によって取捨選択・操作されていることは説明するまでもないでしょう。)

英語、あるいはその他の言語をより多くの日本人が習得し、情報を得、また発信することを願ってやみません。

また、個人のレベルでは、英語(あるいはその他の外国語)を習得することにより、(少なくとも日本においては)他の人との差別化をはかれます。

実用的な意味では、英語をまったく使いこなせてない人がほとんどだからです。

せっかく6年間(あるいは大学合わせて10年間)英語を学ぶのだから、使いこなせるようにならないのはもったいないと思いませんか? 中学・高校での英語学習に加え、そこに欠けている要素を自ら(本サイトを頼りに)学習することで、きっと実践的・実用的な英語運用能力が身につくはずです。

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